ブラッド・ピット主演「ウォー・マシーン 戦争は話術だ!」
あらすじ
誰も望まない戦争の駐在軍司令官に任命されたグレン・マクマホン大将は、それでも勝つと心に誓い、周りの混乱や意見はお構いなしに突き進む。
思い上がりこそ最大の敵だと知らず……。
ジャーナリストや政治家、味方にまで反対されるが、それらに立ち向かいアフガニスタンで大規模な作戦に出る。
作品概要
ブラッド・ピットの映画製作会社プランBによるNetflixオリジナル映画で、ブラッド・ピットがグレン大将を演じます。
スタンリー・マクリスタルという実在する陸軍大将を取材した、マイケル・ヘイスティングスのノンフィクションが原作で、2012年に出版されて以来、大ヒットとなっています。
ジャンル分けすればこの映画は戦争映画ですし、登場人物も軍人が多いのですが、実際は戦闘シーンがほとんどなく、主人公であるグレン大将の生き様にフォーカスしたヒューマンドラマです。
グレン大将はなかなかの堅物で、愛する妻と接するときでさえ違和感のあるような、いかにも軍人気質の気難しいキャラです。
それをブラッド・ピットは上手く演じていて、どのシーンをとってみてもグレン大将は必ず眉間にシワを寄せて口を曲げているのです。
戦争という大真面目なことをやっているのに、大将の性格と表情が面白すぎて、ヒューマンドラマを超えてブラックユーモアとしても楽しめます。
原題「WAR MACHINE」