top of page

エリザベス女王伝記ドラマ「ザ・クラウン」【ゴールデングローブ賞受賞】


あらすじ

英国君主、エリザベス2世。

家族への想い。

君主の責任と権力……。

若き新女王は、様々な思いを抱えながら、重責に身を引き締め激動の時代へと踏み出していく。

政界実力者との確執、王室のロマンス、そして20世紀後半を彩る歴史的事件の影で葛藤する、生身の女王の姿を重厚に描いた大作ドラマ。

作品概要

2017年度のゴールデングローブ賞でドラマ部門作品賞を受賞した、Netflixオリジナルの大作ドラマです。

主演のクレア・フォイは同年のゴールデングローブ賞でドラマ部門女優賞を受賞しました。

また、本作はエミー賞にもノミネートされたほか、ウィンストン・チャーチル首相を演じたジョン・リスゴーはエミー賞ドラマ部門助演男優賞を受賞しました。

「ザ・クラウン」は、かの有名な英国女王エリザベス2世の知られざる素顔に迫る、超大作伝記ドラマです。

今でこそ、自分で車を運転し、Twitterも利用する元気な女王様というイメージのエリザベス女王ですが、1952年に25歳という若さで即位して以来、イギリスの女王として激動の人生を送ってきました。

シーズンを追うごとにエリザベス女王が成長していき、現在の91歳に至るまでが描かれます。

全6シーズン(全60話)での制作が予定されており、シーズン1だけですでに100億円以上の製作費がかかっているそうです。

1話あたり14億円以上の製作費がかかっている計算で、それがシーズン6まで続くとなると途方もない金額です。

この時点で、1話あたりの製作費は、あの「ゲーム・オブ・スローンズ」「フレンズ」などよりも高く、歴史上最高額といわれており、Netflixの「ザ・クラウン」に対する本気度がうかがえます。

なかでも、すべてハンドメイドで作られているエリザベス女王の衣装は高額で、戴冠式のドレスやウェディングドレスは制作に半年かかっており、その費用は500万円以上だそうです。

ちなみに、女王の第4子であるウェセックス伯爵エドワード王子と妻のソフィーに視聴を勧められたのがきっかけで、エリザベス女王は「ザ・クラウン」の大ファンだそうです。

シーズン1の若き日のエリザベス女王役は「ウルフ・ホール」のクレア・フォイ、フィリップ王配役は「ドクター・フー」のマット・スミス、数々のスキャンダルでゴシップ誌を賑わせた女王の妹のマーガレット王女役は「世界一キライなあなたに」のヴァネッサ・カービーがそれぞれ演じます。

シーズン2

2017年12月8日にはファン待望のシーズン2の配信が開始されました。

このシーズン2もまた、2018年度の第75回ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門作品賞にノミネートされ、主演のクレア・フォイはドラマ部門女優賞にノミネートされました。

シーズン2では、マーガレット王女の元夫であるスノードン伯爵役で「ダウントン・アビー」のマシュー・グード、ジョン・F・ケネディ元米国大統領役で「デクスター ~警察官は殺人鬼」のマイケル・C・ホールなどが出演しており、人気俳優が勢ぞろいです。

多額の製作費がかかっているだけあって、キャストも脚本も超一流で、とてもクオリティの高いドラマとなっています。

イギリスの歴史やエリザベス女王についての知識がない方でも楽しめるので、まずは1話だけでも観てみることをおすすめします。

原題「The Crown」

Comments


人気の記事
最新記事
bottom of page